【4日目:Rubyの式展開とやらを学ぶ】また改訂3版基礎Ruby on Railsを読み進めた

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
41AkxXsz+5L._SX258_BO1,204,203,200_

式と演算子

Rubyでの式

式とは、リテラル、変数、演算子、メソッドなどを組み合わせたもの。
式の組み合わせや並びがプログラムやで。

Rubyでは式は何らかの値を返す。

式は代入演算子=の右辺にでき、
if式で条件式に使ったりメソッドの引数に指定したりできる。

Rubyでは式と文の区別はあまりない。
たいていの構文は何らかの値を返す。if式の結果を変数に入れることも可能。

演算子

式同士で計算や比較を行うには、演算子を使います。

四則演算とあまりの計算のための演算子には+,-,*,/,%がある。

整数同士の割り算の結果は整数にしかならない。

a = 7;  b = 3
puts a + b     # 足し算
puts a - b     # 引き算
puts a * b     # 掛け算
puts a / b     # 割り算(整数どうしの結果は整数)
puts a % b     # 余り
result
10
4
21
2
1

足して代入のような「+=」という演算子もある。

「n+=2」は「nの値に2を足したものを代入」なので、nの値を2増やす。

「n-=1」は「nの値から1を引いたものを代入」なのでnの値を1つ減らす。

n = 2
n += 2 # 2を足して代入して
puts n
n -= 1 # 1を引いて代入
puts n
result
4
3

演算子には優先順位がある。

ここは四則演算と同じ。対処も同じ※()で先に計算させる。

演算子の優先順位

優先順位 演算子 機能
高い + ! ~ 単項のプラス、否定、補数
- ** べき乗
- - 単項のマイナス
- * / % 乗算、除算、剰余
- + - プラス、マイナス
- << >> ビットシフト
- & 論理積(ビット演算)
- | ^ 論理和、排他的論理和(ビット演算)
- > >= < <= 比較演算子(大きい、小さい)
- <=> == === != =~ !~ 比較演算子(等号)、パターンマッチ
- && 論理積(かつ)
- || 論理和(または)
- .. … 範囲
- ?: 条件演算子
- = += -= *= /= %= 代入、計算して代入
- not 否定
低い and or 論理積(かつ)、論理和(または)

演算子の改行

Rubyでは、カンマや演算子の直後で改行すれば、文が続いていると認識される。

a = 1; b = 4
puts a + b
puts a +
b
puts a
+ b
result
5
5
1

例外

s = "hello"
s2 = s
.upcase
puts s2
result
HELLO

【注意】メソッド呼び出しのピリオドの前では改行可能。

今日はここまでにしとくか。

本記事は下記本の勉強記事です。初学者にとても良い本です。

スポンサーリンク
Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
Sponsored Link